某企業様よりご依頼をいただき、インドの方への贈り物として箔書作品を制作いたしました。



紙には鳳凰の柄を選びました。鳳凰は中国神話に登場する伝説の霊鳥であり、中華文化における最も縁起の良い鳥とされています。たくさんの数え切れないほどの幸せが訪れるようにと願いを込めて制作いたしました。
このような機会をいただけたことに、改めて感謝いたします。
箔書 〜日本の伝統技術と書の融合〜
箔のもつ美しさや上品さに、書道ならではの力強さや繊細さを重ねることで、華やかさの中にも気品を感じさせる表現が生まれます。光の角度や時の経過によって色合いが変化していく様子は、まるで箔もまた書と同じように「生きている」かのようです。
日本の伝統と現代の感性が重なり合うこの箔書が、見る方の心にそっと寄り添う存在となれば幸いです。

